シャクレルプラネットの企画者がやりたかったこと
※不快な画像を含みますので閲覧注意でお願いいたします。
画像はシャクレルプラネットの公式漫画からの引用です。
シャクレルプラネットは動物のキャラクタですが、漫画には人間の顎をネタにしている非常に不快な表現がでてきます。
「あごだしラーメン」ということでこの様な描写をしています。
宇宙飛行士は、ヘルメットをかぶる時に顎がつかえてかぶれない、という描写が別のコマにあります。
企画者 森昭太氏の発言は別記事でも取り上げていますが
「しゃくれ」って、格好良かったりチャーミングだったりするよね、という想いが僕の中にありまして、しゃくれをポジティブなイメージに変えられるといいな
ということをのたまっています。
漫画の原作者は企画者の森昭太氏です。
これがチャーミング？ポジティブ？な扱いなんでしょうか。
何がやりたいのか知る由もありませんが、実際やっていることは容姿をネタにしているだけの事です。シャクレルプラネットそういう玩具です。
「シャクレルプラネット考えた人、天才」みたいなツイートをみかけることがしばしばあるのですが、私に言わせれば限りなく悪い意味で頭がおかしいと思います。
インタビュー記事まとめ
シャクレルプラネットはヒット商品という事もあり、幾つかインタビュー記事が存在しています。ディレクター・企画者の方が色々と語っているのですが、気になる発言もありますので、そのあたり抜粋しています。赤字がインタビュー記事からの抜粋、黒字は私のコメントです。
①オリコンニュースの記事
企画者・遠山陽二郎氏
「開発当初は、シャクレた動物が存在しないため“シャクレ”具合の研究に始まり、アゴの先の形状だけでなく、唇やエラを張らせることで、より分かりやすいシャクレ感を導き出しました。」
⇒シャクレた動物が存在しない、即ち人間を題材にしたという事を言っています。
クリエーティブディレクター・飯田雅実氏
「遊び方はそれぞれだと思いますが、たくさん集めて、自分もお友達も職場の仲間も、子供から大人、お爺ちゃん、お婆ちゃん、ご家族まで、みんなで楽しく仲良く一緒にシャクレてください（笑）。シャクレは、進化です」
⇒これは何度かツイッターでも取り上げたのですが、問題発言と思います。他の記事でも触れていますが一般にシャクレと言われるのは下顎前突症という病気の事です。「一緒にシャクレてください（笑）」とか「シャクレは、進化です」（商品のコピーと同）とかの発言は、冗談で済まされる内容ではありません。
②電通テック BAEの記事
企画者・森昭太氏
「「しゃくれ」という言葉が頭の中に割とあったので、「動物をしゃくれさせたら面白いかも」と思い付いた感じですね。」
⇒「しゃくれさせたら面白い」というのが発想の原点だそうです。
企画者・森昭太氏
「僕もしゃくれていたからなんですけど、日本ってしゃくれている人をイジる傾向があるけど、海外とかでは別にそんなことないので。」
⇒イジリの傾向がある事は認識している様です。
企画者・森昭太氏
「これでいじめられると嫌なんですけど、僕はそんなつもりで作っていないんですよ。」
⇒いじめの可能性がある事も想定している様です。実際にいじめに使われているのですが「そんなつもりはない」と言えば許されるとでも思っているのでしょうか。
企画者・森昭太氏
「「しゃくれ」って、格好良かったりチャーミングだったりするよね、という想いが僕の中にありまして、しゃくれをポジティブなイメージに変えられるといいなと思い「シャクレは、進化だ。」というコピーを考えました。」
⇒ポジティブに取っている方もおられる様ですが、不快に感じる方も確かにおられます。企画者の想いが何であろうが、侮辱的な表現を行う事は許されないと思います。
企画者・森昭太氏
「で、「考えない人」と同じですけど、ストーリーを付けたら、より「シャクレルプラネット」の世界観に深みが出るな、と思ったので、「絶滅を乗り越えた」ということを考えました。アゴをしゃくれさせることによって、いろんなものが食べられるようになって、絶滅を乗り越えた世界…というものにしたんですよね。そうすると、もう何でも食べられるから、弱肉強食の世界じゃなくなり皆楽しく生きている世界、みたいなものにしたという感じです。」
⇒設定の後付けのために適当な事を言っていますが、実際の下顎前突症では咀嚼障害・嚥下障害といった口腔機能障害が起こる事もあります。本当に無知なのか意図的に適当な事を言っているのか分かりませんが、どちらにせよ冗談で済まされる発言とは思えません。ちなみに漫画シャクレルプラネットでは「何でも食べられる設定」を活かしてウ○コを食べる描写があります。悪い意味で頭おかしいとしか思えません。
大企業によるモラハラ
シャクレルプラネットはモラハラにあたるのか？
改めて考えてみました。
※不快な内容を含んでいます。閲覧注意でお願いいたします。
ハラスメントの意味
・特定、不特定多数を問わず、不快な思いをさせる、苦痛を与える行為
モラハラの意味
・言葉や態度等によって行われる精神的な暴力
どう考えてもモラハラです。
下顎前突症（しゃくれ）を揶揄・侮辱する行為は、不特定多数の方に不快な思いをさせています。またその行為は精神的な暴力と言っておかしくないと思います。
明らかにモラハラを行い続けています。
ですが輪をかける様に、最近は下記のキャンペーンを始めました。
どこまでモラハラを続けるつもりなのでしょうか。
本来なら子供に夢を与える商品を提供すべき企業がやる事でしょうか。
企業側は何も問題は無いと思っているのか、問題は有るが構わずやり続けているのか、どちらなのでしょうか。私は後者だと思っています。
下顎を突き出す方々
今回の記事は気分を害する方も多いと思います。
シャクレルプラネットに乗っかり、下顎を突き出した顔の写真をツイッターでアップしている方が結構います。ただ単にそれらを集めただけの記事です。 悪趣味な事をしているなと自分でも思っています。本当に不愉快になる方もおられると思いますので、閲覧注意でお願いいたします。
もちろん好き好んで悪趣味な事をやっているつもりはなく、こういった状況を作り出しているシャクレルプラネットは有害な玩具である、というのが言いたい事です。
タカラトミーアーツ・電通テックが自らの過ちに気付き、関連商品の販売を中止する事を切に願います。
（2019/12/30 更新）
自分で悪趣味と言ってはいましたが、単に不快に感じる事をしているだけに自分でも感じられましたので、本記事内容は一旦消去します。
シャクレルプラネットの真似をした写真のツイートを見かける機会は増えている気はしています…
シャクレルキューズ 調査レポート（まとめ）
◆シャクレルキューズとは
タカラトミーアーツが大阪のあべのキューズモールというショッピングモールで開催した、シャクレルプラネットのイベントです。（開催期間 2019年10月15日～31日）
◆今回の報告内容
現地で確認した商品POP等の画像を紹介させていただきます。
不快に感じるものもあるかと思いますが、あくまで情報を展開する事を目的としています。何卒ご容赦いただけます様、お願いいたします。
繰り返しになりますが、これらはタカラトミーアーツが公式に開催したイベントで掲示されていたものになります。書かれている内容の責任は主催者が負うものと思われます。
シャクレルキューズ 調査レポート
シャクレルプラネット販売中止を願う理由
◆自己紹介
はじめまして。関西在住の会社員、Kanayamaと申します。
専門的な知識を持っている訳ではありませんので、誤った内容（特に医学的な話）が含まれる可能性があります。ご了承ください。
◆このブログは？
2016年に発売が開始された「シャクレルプラネット」という玩具および関連商品の販売中止を願って立ち上げました。
◆なんのために？
「シャクレルプラネット」関連商品により、いわゆる「シャクレ」を揶揄し続けている状況を不快に感じているからです。
これは一例ですが、あるシャクレルプラネットのイベントで販売されていたエプロンに掲示されていたPOPです。
「このエプロンで料理していると、あごがしゃくれてくるかも」という、いわゆる「シャクレ」を揶揄している意味にしか読み取れないと思います。
詳しくはこの記事で後述しますが、いわゆる「シャクレ」を揶揄する事は許されない行為と考えています。
◆そもそも「シャクレルプラネット」とは？
存在自体を知らない方も多いと思いますので、基本的な情報を書かせていただきます。
元々はカプセルトイで発売が開始された、シャクレた動物の玩具です。タカラトミーアーツ・電通テックが立ち上げた、パンダの穴というカプセルトイブランドのラインナップの一種で、カプセルトイは私の知る限り下記シリーズがあります。
全ては把握していませんが、カプセルトイ以外にもマグカップ・アパレル・クレーンゲームの景品等の商品が展開されています。
他社とのコラボも行っています。
・サンリオ
キャッチコピーは一貫して「シャクレは、進化だ。」となっています。
◆そもそも「シャクレ」とは？
医学的には顎変形症という疾患の症状の一つで、下顎前突症というのが正式名称です。
以降、本ブログではいわゆる「シャクレ」を正式名称の「下顎前突症」と記します。
◆販売中止を願う理由
地上波のバラエティ番組等で見かける容姿いじりは、ある意味日本のお笑い文化となってしまっているのかも分かりませんが、不快に感じる方も多い行為である事は間違いないと思っています。
その容姿いじりを堂々と、ましてや医学的に疾患とされる状態に対して行っている事がそもそも理解できません。顎変形症・下顎前突症を治療するには、歯列矯正や外科的治療が必要な場合もある様です。これらの商品の関係者がそういった事実を知っているのか、甚だ疑問です。
更には、いじめを助長している可能性も高いと思っています。ネットでの悩み相談等で、容姿を揶揄するいじめに悩んでいる話を多く見かけます。これらの商品が容姿を揶揄するいじめを助長している可能性は、高いと思います。
親世代の人間として、容姿を揶揄する事を肯定する商品が販売され続けている状況は、見過ごす事ができません。
◆では、どうする？
商品の関係者が問題性に気付いて自然消滅すれば一番いいでしょうが、まず有り得ないと思います。
ではどうするのか、というと正直なところ具体的な策はありません。実は署名サイトでも活動中なのですが、思う様に票が集まっていません。
ツイッターで本件について色々とつぶやいていますので、ご賛同いただける方・興味を持たれた方は、フォロー・リツイート等でご協力を頂けると大変ありがたいです。
https://twitter.com/Kanayam67240312
◆最後に
現状を変えるための方法をもし何かご提案いただけるなら、是非ともお願いしたいと思っています。どうかご協力をお願いいたします。
記事は他にも上げる予定ですので、よろしければまたこちらのブログを見にきてください。
