インタビュー記事まとめ

シャクレルプラネットはヒット商品という事もあり、幾つかインタビュー記事が存在しています。ディレクター・企画者の方が色々と語っているのですが、気になる発言もありますので、そのあたり抜粋しています。赤字がインタビュー記事からの抜粋、黒字は私のコメントです。 

オリコンニュースの記事 

www.oricon.co.jp

 

企画者・遠山陽二郎氏

「開発当初は、シャクレた動物が存在しないため“シャクレ”具合の研究に始まり、アゴの先の形状だけでなく、唇やエラを張らせることで、より分かりやすいシャクレ感を導き出しました。」

⇒シャクレた動物が存在しない、即ち人間を題材にしたという事を言っています。

 

クリエーティブディレクター・飯田雅実氏

「遊び方はそれぞれだと思いますが、たくさん集めて、自分もお友達も職場の仲間も、子供から大人、お爺ちゃん、お婆ちゃん、ご家族まで、みんなで楽しく仲良く一緒にシャクレてください(笑)。シャクレは、進化です」

⇒これは何度かツイッターでも取り上げたのですが、問題発言と思います。他の記事でも触れていますが一般にシャクレと言われるのは下顎前突症という病気の事です。「一緒にシャクレてください(笑)」とか「シャクレは、進化です」(商品のコピーと同)とかの発言は、冗談で済まされる内容ではありません。 

電通テック BAEの記事

bae.dentsutec.co.jp

 

企画者・森昭太氏

 「「しゃくれ」という言葉が頭の中に割とあったので、「動物をしゃくれさせたら面白いかも」と思い付いた感じですね。」

⇒「しゃくれさせたら面白い」というのが発想の原点だそうです。

 

企画者・森昭太氏

「僕もしゃくれていたからなんですけど、日本ってしゃくれている人をイジる傾向があるけど、海外とかでは別にそんなことないので。」

⇒イジリの傾向がある事は認識している様です。

 

企画者・森昭太氏

これでいじめられると嫌なんですけど、僕はそんなつもりで作っていないんですよ。

⇒いじめの可能性がある事も想定している様です。実際にいじめに使われているのですが「そんなつもりはない」と言えば許されるとでも思っているのでしょうか。

 

企画者・森昭太氏

「「しゃくれ」って、格好良かったりチャーミングだったりするよね、という想いが僕の中にありまして、しゃくれをポジティブなイメージに変えられるといいなと思い「シャクレは、進化だ。」というコピーを考えました。」

⇒ポジティブに取っている方もおられる様ですが、不快に感じる方も確かにおられます。企画者の想いが何であろうが、侮辱的な表現を行う事は許されないと思います。

 

企画者・森昭太氏

で、「考えない人」と同じですけど、ストーリーを付けたら、より「シャクレルプラネット」の世界観に深みが出るな、と思ったので、「絶滅を乗り越えた」ということを考えました。アゴをしゃくれさせることによって、いろんなものが食べられるようになって、絶滅を乗り越えた世界…というものにしたんですよね。そうすると、もう何でも食べられるから、弱肉強食の世界じゃなくなり皆楽しく生きている世界、みたいなものにしたという感じです。

⇒設定の後付けのために適当な事を言っていますが、実際の下顎前突症では咀嚼障害・嚥下障害といった口腔機能障害が起こる事もあります。本当に無知なのか意図的に適当な事を言っているのか分かりませんが、どちらにせよ冗談で済まされる発言とは思えません。ちなみに漫画シャクレルプラネットでは「何でも食べられる設定」を活かしてウ○コを食べる描写があります。悪い意味で頭おかしいとしか思えません。